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2017年07月24日 07時02分 UPDATE

「セクハラでなく合意」 研究室で「不適切な行為」……懲戒解雇された大学を訴えた元准教授の“言い分” (1/6)

ある大学の男性准教授が、妻子がいることを隠して教え子の女子学生と交際。裸の写真を要求したり、研究室でも行為に及んだり――その結果、懲戒解雇になったが、男性は解雇の無効を主張して訴訟を起こした。

[産経新聞]
産経新聞

 キャンパスでの教諭と女子学生の不倫愛。今どき、そんなシチュエーションは珍しくないかもしれないが、関西のある国公立大の40代の男性准教授の場合は明らかに“行き過ぎ”があった。最初はメールのやり取り。そして食事やデート。妻子がいることを隠して教え子の女子学生と交際を続け、関係を持ってからは裸の写真を要求したり、研究室でも行為に及んだり。こうした行動は大学側の知るところとなり、「学内の秩序や風紀を乱した」として懲戒解雇処分が下された。ところが男性は「関係は合意に基づくもの。処分は懲戒権の濫用(らんよう)で無効」などと大学側を相手取り、地位確認請求訴訟を起こした。裁判を通じて明らかになった“禁断の行為”の数々。司法は男性の言い分をどう判断したか。

画像 女子学生との行為がハラスメントとされ、大学を懲戒解雇された准教授。地位確認を求め提訴したが……

授業で「○○ちゃんと合体」

 問題が発覚したきっかけは、平成26年11月、大学内の「相談ポスト」に、「授業中に(准教授の)不適切な発言があった」とする匿名のカードが投じられたことだ。

 大学が調査したところ、准教授の男性は、(1)親しい女子学生をファーストネームや「ちゃん」付けで呼んでいた(2)出欠確認をする際、学生の髪形や服装についてコメントをしていた(3)頭や肩に触れられた学生がいた−などの不適切な言動が確認された。

 男性の専門は社会保障や社会福祉など。授業では、男女の性について説明する際、こんな発言をしていたことも分かった。

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