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2017年07月26日 07時00分 UPDATE

役員報酬「1億円超え」最多に あの企業には22人も (1/4)

17年3月期に1億円以上の報酬を受け取った上場企業の役員は457人で最多を更新した。ただ、業績に連動する報酬の割合が相対的に高い欧米と比べると、水準にはなお大きな格差があり、そう簡単には埋まりそうにない。

[産経新聞]
産経新聞

 一般的なサラリーマンの生涯獲得賃金は2億〜3億円程度とされる。では、企業で出世を重ねて経営を担う役員は、1年間にいくら稼ぐのか。東京商工リサーチによると、平成29年3月期に1億円以上の報酬を受け取った上場企業の役員は457人で、22年3月期に個別開示の制度が始まって以来の最多を更新。1億円以上の報酬を得た役員がいる上場企業の数も221社で、同じく最多だった。ただ、業績に連動する報酬の割合が相対的に高い欧米と比べると、水準にはなお大きな格差があり、そう簡単には埋まりそうにない。

アローラ氏、ゴーン氏……トップ5はすべて外国人

 東京商工リサーチの調査は、企業から全国各地の財務局に提出された29年3月期の有価証券報告書をもとに集計した。人数の457人は25年3月期から5年連続、社数の221社は27年3月期以来2年ぶりに、それぞれ最多を更新した。

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 まず、個人別のランキングを見ていこう。役員報酬は、基本報酬や賞与のほかに、自社株を購入できる権利である「ストックオプション」や退職慰労金を含んだ総額での数値となる。

 最高額は、昨年6月に退任したソフトバンクグループのニケシュ・アローラ元副社長(49)で、その額は何と103億4600万円だ。

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