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2017年08月01日 16時39分 UPDATE

高速道路での逆走対策にサーマルカメラ活用 (1/2)

死亡事故が多発している高速道路の逆走。対策のために米アリゾナ州が採用したのはサーマルカメラだった。

[AP通信]

 高速道路での逆走が全米で問題となる中、米アリゾナ州の交通当局は、逆走車両対策にサーマルカメラを活用する全米初の試験的なプログラムに着手している。

 この逆走車両検知システムは、当該車両の運転者に逆走を知らせる警告表示を点滅し、関係当局への通報を行う。さらに道路上の情報掲示板で最新情報を発信し、逆走車両の存在を周囲の運転者に警告する。

photo アリゾナ州フェニックスで起きた死亡事故現場(Arizona Department of Public Safety via AP)

 この技術は、アリゾナ州フェニックスを南北に貫く州間高速道路17号線の途中24kmの区間内の道路上と流出入路に導入される。アリゾナ州では今年に入り、逆走事故が原因で少なくとも8人が死亡している。

 今年6月には、フェニックス都市圏で約2週間に3件もの逆走事故が発生し、2人の死者が出た。こうした事態を受け、アリゾナ州のダグ・デュシー知事は州当局に対し、サーマルカメラを使って逆走車両を検知するプログラムに前倒しで着手し、適用範囲を拡大するよう促した。

 「こうしたカメラをできる限り早急に導入し、カメラの力で人々の命を救えるエリアをできる限り増やしたい」と知事は語る。

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