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2017年08月16日 07時16分 UPDATE

「中国に技術とられたらえらいこと」日本電産・永守氏が大学経営に乗り出すワケ (1/4)

日本電産の創業者、永守会長兼社長が、また“名言”をぶち上げた。いわく「(財産を)全部使って、あの世やな」。京都学園の運営に100億円以上の個人資金を投入する意向を表明したときの発言だ。

[産経新聞]
産経新聞

 かつて「元日の午前以外は休まない」と言いながら、最近は「モーレツの看板はもうあらへん。2020年には残業ゼロにする」と大転換して世間を驚かせたモーター製造最大手・日本電産(京都市)の創業者、永守重信会長兼社長が、また“名言”をぶち上げた。いわく「(財産を)全部使って、あの世やな」。3月、京都学園大などを運営する学校法人京都学園(同市)の運営に100億円以上の個人資金を投入する意向を表明したときの発言だ。翌月には、京都大に2億円以上を寄付して寄付講座を開設したことも発表した。「中国に技術とられたら、えらいことや」。同社をベンチャーから大企業へ育てた名物経営者の脳裏には、台頭する隣国に負けないように、ロボットやドローンなどの動力源となるモーターの技術者を育成するビジョンがあるようだ。(西川博明)

「子供には財残さん」

 3月30日、永守氏が京都学園大などを運営する学校法人京都学園(同市)の理事長に来春以降に就任することになり、その基本合意書の調印が行われた。その席上、100億円以上の個人資金の投入を公表。その後の報道陣の取材に対し、こう述べたのだ。

 「子供には財を残さんことや。(財産を)全部使って、あの世やな。(子供は)自分でカネ稼げと」

画像 京都学園大などを運営する学校法人京都学園の理事長に就任する日本電産の永守重信会長兼社長。基本合意書調印後の記者会見で、100億円以上の個人資金を投入する意向を表明した=3月30日、京都市右京区の京都学園大京都太秦キャンパス

 現在72歳の永守氏。もともと80歳を超えるころをめどに自分で大学をつくろうと思っていて、「準備をしていた」。

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