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2017年08月17日 07時26分 UPDATE

本物の“警視庁いきもの係”あった! カメに話しかける警部 (1/3)

ドラマ「警視庁いきもの係」は架空の部署を舞台にしているが、警視庁には実際に「生き物係」と呼ばれている部署がある。どんな部署なのか。

[産経新聞]
産経新聞

 渡部篤郎さんや橋本環奈さんが出演しているフジテレビ系で放送中のドラマ「警視庁いきもの係」(日曜午後9時)は架空の部署を舞台にしているが、警視庁には実際に「生き物係」と呼ばれている部署がある。正式名称は「生活環境課環境第3係」。同部署に約15年にわたり勤務する警部、福原秀一郎さん(62)が今月3日、これまでに携わった捜査などについてまとめた著書「警視庁 生きものがかり」(講談社)を出版した。捜査の悩みを動物相手にボヤくシーンなどユーモアたっぷりだが、同書の根底には、福原さんが仕事に注いできた情熱や、後進育成への思いが込められている。(社会部 菅野真沙美)

画像 フジテレビのドラマ「警視庁いきもの係」に出演している橋本環奈
画像 「警視庁 生きものがかり」を出版した警視庁生活環境課環境第3係の福原秀一郎警部=4日、警視庁本部(菅野真沙美撮影)

昆虫も“仕事相手”

 環境第3係が担当するのは、絶滅の恐れのある動植物の密輸・売買事件をはじめとする生き物に関する幅広い捜査。密輸などを行う容疑者はもちろん、動物や植物、昆虫なども“仕事相手”だ。全国の警察でも珍しい生き物専門の第3係は「いつしかマスコミなどから『警視庁の生き物係』と呼ばれるようになった」(福原さん)。

 福原さんは刑事ドラマ「太陽にほえろ!」にあこがれて警察官になった。「生き物係」としてのキャリアが始まったきっかけは平成元年、東南アジア原産の大型淡水魚「アジアアロワナ」の密売事件で、容疑者を逮捕したことだった。

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