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» 2017年08月24日 08時13分 公開

中国が牛耳る「ビットコイン」 安い電気で大量採掘 「分裂」も強行 (1/6)

仮想通貨「ビットコイン」の「採掘」は中国が牛耳っている。8月の「分裂騒動」も中国の採掘者(マイナー)たちが強行した。今後の行方は。

[産経新聞]
産経新聞

 インターネット上の仮想通貨「ビットコイン(BTC)」が、中国の奥地、5000メートル級の山々に囲まれた峡谷の一角で、新たに「採掘」されようとしていた。

 青海チベット高原の東端、四川省甘(カン)孜(ゼ)チベット族自治州の州都・康定市から崩れ落ちそうな山道を車で走ること2時間。水力発電所の敷地内にひっそりたたずむプレハブ2棟が、BTCを掘り出すコンピューターをぎっしり詰め込んだ「採掘場」だ。ブロードバンド回線を敷く作業の真っ最中だった。

画像 ビットコインの採掘
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 コンピューターの熱を冷ますため壁の約20カ所に設置された大型冷却ファンは甲高い回転音を立て、準備が着々と進んでいる様子をうかがわせた。だが、責任者はいない。

 「取材は受けない。早く出て行ってくれ」。しばらくして発電所の管理人が追い立ててきた。「金のなる木」の採掘場。税金などの問題があるためなのか、地元政府から施設を隠したがっているようだった。

■  ■  ■

 康定市から北東に3000キロの遼寧省大連市。その郊外にある3階建ての建物の内部には頑丈な鉄製のラックが並び、無数のケーブルが伸びていた。ここもやはりBTCの採掘場だ。

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