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» 2017年09月01日 07時09分 公開

性風俗業界のリアル「夜の世界白書」 「月80万円以上」高収入は加齢で激減 (1/3)

「夜の世界白書」が、性風俗業界で働く女性たちの“リアル”に迫っている。業界の女性たちは10代後半〜20代前半で月平均80万円以上を手にするが、収入は年齢が高くなるほどに減少している。

[産経新聞]
産経新聞

 一般社団法人「GrowAsPeople」(GAP)が公表した調査報告書「夜の世界白書」が、性風俗業界で働く女性たちの“リアル”に迫っている。業界の女性たちは10代後半〜20代前半で月平均80万円以上を手にするが、収入は年齢が高くなるほどに減少。多くの人が将来に不安を抱えながらも、現状を変えられずに漂流している実態が浮かび上がった。

画像 無数のネオンが輝く繁華街。性風俗業界で働く女性も多い=東京都新宿区(松本健吾撮影)

 GAPは性風俗業界で働く女性たちのセカンドキャリア支援に取り組んでいる。調査は平成27年度に実施され、ホテルなどで客と会う無店舗型風俗店(デリバリーヘルス)などで働く377人から有効回答を得た。

 それによると、性風俗店で働き始めた動機(複数回答)は「生活費」が96件と最多。全体の平均月収は43万995円で、年代別トップは18〜22歳の81万9200円。収入は年齢が上がるほど減少していくという状況で、43歳以上は18万2千円と最も少なかった。

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 一方、自分の仕事については「誰にも知られたくない」と考える人が最多(全体で201件)となり、女性たちが孤立しがちな環境に置かれている様子もうかがえた。性風俗業界で仕事を続ける理由は「生活費(のため)」(同161件)が最も多く、次いで、「なんとなく」(同68件)が続いた。

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