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» 2017年09月06日 08時15分 公開

御朱印集めはスタンプラリーか……「参拝軽視」ブームの裏で寺社が危惧 (1/3)

ここ数年、全国的に人気を集めている御朱印。「集めることだけが目的となり、参拝そのものが軽視されてしまうのでは」と寺社から危惧も出ている。

[産経新聞]
産経新聞

 ここ数年、全国的に人気を集めている御朱印。参拝の証である御朱印の収集ブームに、寺社からは「参拝のきっかけになる」と歓迎の声が聞かれる一方で、「集めることだけが目的となり、参拝そのものが軽視されてしまうのでは」と危惧も出ている。実際、若い人を中心にスタンプラリー感覚で御朱印を集めて回ったり、御朱印がインターネットで転売されたりするケースも見受けられる。和歌山を例にブームと寺社側の懸念を探った。(小笠原僚也)

画像 御朱印の収集がブームだ。寺社側は歓迎の一方で、「参拝が軽視されないか」と懸念も=和歌山市

参拝の証

 御朱印とは、寺社を参拝した証として受け取る社名などが記された朱印と墨書きを指す。神社本庁教化広報センター(東京)によると、始まりは諸説あるが、奈良〜平安時代、参拝者がお経を書き写して寺社に納めることと引き換えに受け取った「書き付け」がルーツともいわれる。時代とともに、現在のような、納経をしなくても参拝するだけで受け取れるものになったという。

 御朱印は300円程度を納めると受け取れ、専用の「御朱印帳」にもらうのが一般的だが、寺社によっては一枚の紙で発行される場合も。近年はブームを迎え、寺社ごとに異なるさまざまな御朱印の魅力が話題を呼んでいる。

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