ITmedia NEWS > 社会とIT >
ニュース
» 2017年10月03日 07時17分 公開

成田空港→幕張メッセ、50キロ歩いて「欅坂46」の握手会を妨害 25歳の男の素顔 (1/3)

「欅坂46」の握手会会場で、発炎筒をたくなどして威力業務妨害罪などに問われた札幌市白石区の無職の男の初公判。被告人の口から飛び出したのは、驚きの行動だった。

[産経新聞]
産経新聞

 「金がないから、成田空港から幕張メッセまで歩いた」−。被告人の口から飛び出したのは、驚きの行動だった。アイドルグループ「欅坂(けやきざか)46」の握手会会場で、発炎筒をたくなどして威力業務妨害罪などに問われた札幌市白石区の無職、阿部凌平被告(25)の初公判。しかし、激しい憎しみを抱き、約50キロを歩くほど犯行に執念を燃やしていたわけではない。その動機は、拍子抜けするほど自己中心的で短絡的なものだった。

画像 「欅坂46」のイベント会場で発煙筒のようなものから上がる白煙=6月24日、千葉市の幕張メッセ(参加者提供)
画像 握手会の会場で発煙筒がたかれ、複数のスタッフが男を取り押さえた(奥)=24日、千葉市の幕張メッセ(提供写真)
画像 送検される阿部凌平容疑者(左)=26日午前、千葉市美浜区

 千葉地裁で9月21日に行われた初公判。阿部被告は丸刈りに黒ぶち眼鏡をかけ、白いシャツと黒っぽいスラックス姿で被告人席に着いた。裁判官からの質問などには前を見てはっきりと応えたが、証人尋問に立った父親に対しては、うつむく場面もみられた。

 起訴状などによると、阿部被告は、6月24日午後7時40分ごろ、千葉市美浜区の幕張メッセで行われた握手会の会場で発炎筒をたいてイベントを妨害したほか、会場で果物ナイフ1本を所持したとされる。阿部被告は、自身のバッグに発炎筒と果物ナイフを入れ、歩いて会場まで来た。

       1|2|3 次のページへ

copyright (c) 2017 Sankei Digital All rights reserved.