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» 2017年10月11日 07時18分 公開

人気の「昼特」廃止してまで……狙いは「ICOCA」普及 JR西、ポイントサービス導入 (1/3)

関西で30年以上親しまれてきたJR西の「昼間特割きっぷ」が終了する。「ICOCA」の利用を促すためだが、「昼特きっぷ」の廃止を惜しむ声も出ている。

[産経新聞]
産経新聞

 お得な乗車券として関西で30年以上親しまれてきたJR西日本の「昼間特割きっぷ」が来年9月末で発売が終了する。交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」の利用を促すためで、新たにイコカには利用に応じたポイントサービスを導入するが、買い物客やビジネスマンから絶大な支持を受けていた「昼特きっぷ」の廃止を惜しむ声も出ている。(阿部佐知子)

画像 JR西日本の新快速。昼特キップを使用すれば、安く速く移動できる

私鉄との競合で登場

 午前9時50分ごろのJR芦屋駅。2階改札付近の券売機やコンビニエンスストアの前には続々と人が集まり始める。午前10時少し前に「ただいまの時間より、昼間特割きっぷがご利用いただけます」と場内アナウンスがあると、集まった人々は次々と自動改札機に切符を投入し、ホームへと足早に向かった。平日午前の同駅の日常風景だ。

 人々が手にしていた昼特きっぷは、通勤通学のラッシュと重ならない平日の午前10時から17時までと土曜休日に、割安に利用できる6枚つづりの回数券。芦屋から大阪に向かう場合、普通運賃は300円だが、昼特きっぷは6枚で1200円。1枚あたり200円で、3分の2の値段だ。

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