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» 2017年10月19日 08時15分 公開

成功するか? 「いきなり!ステーキ」いきなり店舗倍増計画 (1/5)

「いきなり!ステーキ」の勢いが止まらない。店舗は9月に150店に達したが、創業者の一瀬社長は「2018年は200店増やす」と自信たっぷりに宣言する。強気の拡大戦略の成否は?

[産経新聞]
産経新聞

 今年8月に東証1部に2部からわずか3カ月でスピード昇格したペッパーフードサービス(PFS)が展開するステーキ店チェーン「いきなり!ステーキ」の勢いが止まらない。1号店を銀座4丁目にオープンした平成25年12月以来、牛肉の塊を客の目の前で切り分ける注文方法や、グラム単位の手頃な価格設定が受け、客足を伸ばし続けている。店舗は今年9月に150店(年内に170店超の予定)に達したが、創業者の一瀬(いちのせ)邦夫社長(75)は「平成30年は1年間で200店増やす計画だ」と自信たっぷりに宣言する。実現すれば店舗数は一気に350店とほぼ倍増する。強気の拡大戦略の成否は?

画像 コック姿の一瀬社長の写真が客を招く「いきなり!ステーキ」。“肉食女子”が吸い込まれていく=東京都杉並区
画像 牛肉の塊を客の目の前で切り分け、焼くスタイルの「いきなり!ステーキ」=平成26年12月、大阪市中央区のアメリカ村店(渡辺大輔撮影)

 食欲の秋。JR高円寺駅から徒歩2分の高円寺南口店(東京都杉並区)を週末の夕方に訪れた。全25席の半分ほどは埋まり、女性同士の来店客も目立つ。

 開業当初は客の回転率を上げるための「立ち食いスタイル」が注目されたが、最近ではショッピングセンターのフードコートへの出店が増え、着席可能な店も多い。高円寺南口店も椅子席だ。

 肉を注文する場所は席ではなく、厨房(ちゅうぼう)に設けられた“窓口”のような「カット場」だ。注文したお肉が目の前で大きなブロックから切り分けられる豪快な光景に、記者は思わずつばを飲んだ。

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