ITmedia NEWS > 速報 >
ニュース
» 2017年10月31日 16時51分 公開

ホラー小説ボットがTwitterで新作を執筆中 AIは人を怖がらせることができるのか (1/2)

AI版メアリー・シェリーの実力は?

[AP通信]

 世界的ホラー作家スティーブン・キングの作品コレクションはまだ処分しないほうがいい。だが他のホラー作家は警戒したほうがいいかもしれない。米研究者はこの度、背筋の凍るようなホラー小説を量産することを目的とした悪夢のような人工知能(AI)ボットを発表した。

 米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らがディープラーニングのアルゴリズムを駆使し、「Shelley」というホラー小説執筆ボットを完成させた。ゴシック小説『フランケンシュタイン』の著者メアリー・シェリーに因んだ命名だ。このボットが暇をもてあまして田舎をさまよい村人たちを恐怖に陥れるようなことのないよう、研究チームはこのボットにホラー小説の短期学習コースを用意。オンラインの人気フォーラムに集うアマチュア作家らが書きためた14万本のホラー小説を読破させた。

 Shelleyの人工ニューラルネットワークは現在、独自の物語を創作中であり、Twitterに冒頭の何行かを投稿した後、人間と協力しながら交代で物語を書き進めている。

どのくらい怖くなるかは未知数

 「Shelleyは実に興味深く、気味の悪い物語を創作している。これまでのホラー分野には全くなかったような物語だ」とMITメディアラボの研究者ピナル・ヤナルダグ氏は語る。例えば、ある奇妙な物語には、妊娠した男性が病院で目覚めるシーンがある。

photo MITメディアラボのピナル・ヤナルダグ氏(AP Photo/Steven Senne)
       1|2 次のページへ

Copyright 2017 The Associated Press. All rights reserved. This material may not be published, broadcast, rewritten or redistributed.