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» 2017年11月10日 07時52分 公開

カワウソは本当にかわいいか? ネットでは分からない「野生の生態」 (1/4)

いま、なぜかカワウソが人気だ。カワウソ愛好家は「ウソラー」と呼ばれ、カワウソと触れ合える“カワウソカフェ”も全国で増殖中だ。

[産経新聞]
産経新聞

 いま、なぜかカワウソが人気だ。全国の水族館や動物園で飼育するカワウソの日本一をインターネット投票で決める“総選挙”が10月にあり、実に51万票を超える投票があった。カワウソ愛好家は「ウソラー」と呼ばれ、カワウソと触れ合える“カワウソカフェ”も全国で増殖中だ。ネット社会では意外な生き物が突如話題を集める。希少動物のカワウソもその愛嬌(あいきょう)のあるしぐさや表情がツイッターやインスタグラムで気軽に見ることができ、人気に拍車をかけたようだ。しかしネット上と違って実際のカワウソは愛らしいとは限らない。絶滅危惧種として扱いが大変な上、ペットには向かない野性的で凶暴な生態も垣間見せる。(三宅有)

画像 「カワウソゥ選挙」で栄えある初代王者に輝いた「ブブゼラ」(伊勢シーパラダイス提供)

カワウソ日本一は

 「カワウソゥ選挙」と題した人気投票は、東京都豊島区のサンシャイン水族館を運営する「サンシャインエンタプライズ」が主催し、初めて実施された。国内の動物園や水族館など計36施設から84匹が出馬。インターネット上にそれぞれの写真が掲載され、8月31日から10月9日まで投票が行われた。

 結果は同22日投開票の衆院選より一足早く15日に発表され、三重県伊勢市の水族館「伊勢シーパラダイス」のツメナシカワウソ「ブブゼラ」(オス)が3万2131票を獲得し、1位に選ばれた。また、ブブゼラの長男の「ゆるり」も1万7357票で5位に。

 親子を含め6匹を飼育するシーパラダイス広報担当の岩山慎副課長は「愛嬌ある姿やしぐさ、困り顔、甘えるときのしおらしい雰囲気が母性をくすぐるのかも」と人気を分析。特に大人の女性に好まれるという。

 なお、ブブゼラは選挙期間中の9月3日に急逝。現在はゆるりが、父の分も含めて観光客らの人気を集めている。

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