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» 2017年11月10日 08時01分 公開

東芝「テレビ・PC撤退」検討 「サザエさん」降板も

東芝は9日、業績が低迷するテレビやPC事業について撤退も含めた構造改革を検討する考えを示した。

[SankeiBiz]

 経営再建中の東芝は9日、東京都内の本社で行った決算会見で、業績が低迷するパソコンやテレビ事業について撤退も含めた構造改革を検討する考えを示した。構造改革の一環としてテレビアニメ「サザエさん」の番組スポンサー降板も視野に入れていることも明らかにした。

画像 中間決算を発表する東芝の平田専務=9日、東京都港区【拡大】

 財務担当の平田政善代表執行役専務はパソコンやテレビの撤退を含め、「例外なく全ての赤字事業は徹底的な構造改革を行う」と強調。大半の利益を稼ぎ出す半導体メモリー事業を切り離した後は、既存事業の収益性を高め、売上高営業利益率を5%に引き上げる方針だ。

 一方、20年間にわたり年間220万トン仕入れる契約を結ぶ米国産液化天然ガス(LNG)に関し、肝心の納入先探しが難航して損失が最大約1兆円とも指摘されていることについては、平田専務は「損失額は年間100億円、計2000億円になる見通し」と述べ、経営上のリスクになるとの認識を示した。

 2017年9月中間連結決算では、売上高が前年同期比5.1%増の2兆3862億円、営業利益は約2.5倍の2317億円で中間期としては28年ぶりに過去最高を更新。スマートフォンなどの記憶媒体に使われる半導体のフラッシュメモリー事業が引き続き好調だったことが寄与した。

 ただ、最終損益は半導体子会社「東芝メモリ」の会社分割に伴う税金負担を織り込んだため、497億円の赤字に転落した。通期の業績予想は最終損益が1100億円の赤字となる前回予想を据え置いた。

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