ITmedia NEWS > 製品動向 >
ニュース
» 2017年11月21日 08時21分 公開

2画面“変態スマホ”なぜ開発? ドコモの“逆襲” 3画面も構想 (1/3)

NTTドコモが独自スマホの開発に力を入れ始めた。第1弾として年明けに2画面の折り畳み式スマホ「M」を投入するのに続き、3画面折り畳み式なども構想中だ。

[産経新聞]
産経新聞

 インターネット接続サービス「iモード」時代に日本独自の進化を遂げて「ガラケー」と呼ばれた従来型携帯電話(フィーチャーフォン)を多数生み出したNTTドコモが、スマートフォン時代の今、再び独自スマホの開発に力を入れ始めた。第1弾として年明けに2画面の折り畳み式スマホ「M」を投入するのに続き、3画面折り畳み式なども構想中だ。米アップルなど世界のスマホメーカーや各国の携帯事業者も注目する折り畳み式をいち早く開発したのは、無線技術者として日本初の携帯電話開発に携わった吉沢和弘社長と森健一執行役員プロダクト部長の「あうんの呼吸」があった。そのワケとは……。

画像 NTTドコモが発表した2画面の折り畳み式スマートフォン「M」=10月、東京都中央区

 「ほら」

 今夏、吉沢氏が森氏に見せた古い資料には「未来の携帯電話」として、今のスマホのような端末のコンテ図が描かれていた。その資料は、数字のみを表示する携帯電話しか世になかった1990年代前半のものだったという。

画像 2画面スマートフォン「M」の開発責任者、NTTドコモプロダクト部長の森健一執行役員

 「あ、やはり、ドコモの前身(エヌ・ティ・ティ移動通信網)の時代から、こういう未来の携帯電話を開発する思いは魂としてあったんだと感じ、社長から大きく背中を押してもらった」

 森氏は、将来のスマホ構想を吉沢氏に説明した際のこんなやり取りを打ち明けた。

       1|2|3 次のページへ

copyright (c) 2017 Sankei Digital All rights reserved.