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» 2017年12月12日 07時54分 公開

NHK受信料「合憲」 どうなる……訴訟は? 徴収は? (1/3)

NHKの受信料制度に対し、最高裁が合憲とする判断を示した。NHKは公共放送として“お墨付き”を得た形だが、今後、900万世帯と推計される未契約世帯にどのような態度で臨むのか。今後のNHKの方針と課題は。

[産経新聞]
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 NHKの受信料制度に対し、最高裁が合憲とする判断を示した。NHKは公共放送として“お墨付き”を得た形だが、今後、900万世帯と推計される未契約世帯にどのような態度で臨むのか。7日に開かれた上田良一会長の定例会見から、今後のNHKの方針と課題がみえてきた。(兼松康)

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未契約世帯の対応

 最高裁は、受信料制度を国民の知る権利を充足するために必要かつ合理的なものだとして、放送法を全面的に肯定。上田会長は今回の判決を「公共放送の意義を認めたもの」と評価し、「放送法を順守し、自主自律を貫いていく」と抱負を述べた。

 今後、NHKが受信契約締結を求めて裁判を起こせば、主張が認められる可能性が高い。NHKは約900万世帯の未契約世帯を相手に、大量の訴訟を起こしていくことになるのか。

 上田会長は会見で、受信料制度の維持には視聴者の信頼が不可欠であり、「訴訟だけをもって受信料をいただくことは考えていない」と強調してみせた。

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