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» 2017年12月18日 07時24分 公開

国交省が「インスタ映え」風景増やします 整備促進、観光誘客を後押し

訪日外国人客の誘致に向け、国土交通省が景観整備を促進。「インスタ映え」する街道風景を増やしていくのが狙いだ。

[産経新聞]
産経新聞

 訪日外国人客の誘致に向け、国土交通省は、ドライブコースや観光地周辺の道路などにおける景観整備を促進する。近く整備促進策を議論する有識者会議を開き、自然や地域資源を生かした街並みの整備を後押しする。画像投稿アプリ「インスタグラム」などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が訪日客の旅程決定に強い影響力を持つ中、「インスタ映え」する街道風景を増やしていくのが狙い。

画像 SNSで人気を博した伏見稲荷大社の千本鳥居=京都市伏見区(浜坂達朗撮影)

 国交省は平成19年度からの「日本風景街道」事業で、観光地の無電柱化や広告看板撤去、眺望ポイントの整備などを進めており、会議では成功事例の水平展開や風景街道のロゴマークの“標識化”も視野に入れて検討する方向で、来夏までに意見を取りまとめる。

 国交省は同事業で整備された街並みなどを「日本風景街道」として登録しており、その数は現在141ルートに上る。一方で各地の実施水準にばらつきも出始めており、同省は「インスタ映え」が今年の流行語大賞となったタイミングもとらえ、訪日客の画像投稿を喚起する景観整備の機運を改めて醸成したい考えだ。

 JTB総合研究所によると、インスタグラム利用者の約36%が「ちょっとしたぜいたくや特別なお出かけ」の写真を投稿するとしたほか、4割近くが「投稿を見て行ってみたいと思った場所に出かけた」と回答。「インスタ映え」する景観が、旅行客誘致に一役買う傾向が顕著になっている。

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