11月には、ソフトバンクグループが買収した米Boston Dynamicsの2足歩行ロボット「Atlas」の動きがYouTubeで公開され、「すごすぎる」と話題に。
高さの異なる台に飛び乗ったり、くるりと180度回転したり、台の上からバク宙をしたりと、躍動感とキレのある器用な動きで“魅せる”Atlas。同社は他にも、約1.2メートルの垂直ジャンプができる「Handle」、犬のように軽快に歩く4足歩行ロボ「SpotMini」などの動画も公開した。
ある意味一番衝撃を世間に与えたかもしれないのは、7月に米ワシントンD.C.のショッピングモールで池に“身投げ”したセキュリティロボット。17日午後2時過ぎ、警備ゾーンを離れて池に落ちた。仕事が過酷すぎて自ら池へダイブ――したわけではなかったようだ。
警備ルートを外れてしまった理由について、開発元の米新興企業Knightscopeは「モールのれんがの表面処理が雑だったために起きた車輪のスリップをアルゴリズムが検知できず、段差を検出できなかったこと」と明かした。この珍事を受け、Twitterではロボットをしのぶ献花台の写真がアップされるなど、ロボットの過酷な労働に同情(?)する声も上がっていた。
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