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» 2017年12月22日 07時56分 公開

オフィス家具も「働き方改革」 「立って働く机」「揺れる椅子」など (1/2)

大手オフィス家具メーカーが、快適で働きやすいオフィス環境の提案に力を入れている。その背景には「働き方改革」があるようだ。

[産経新聞]
産経新聞

 大手オフィス家具メーカーが、快適で働きやすいオフィス環境の提案に力を入れている。作業内容に応じて働く場を柔軟に選択できる商品や、立って仕事をするスタイルが広がってきているのに呼応した商品を積極展開している点が特徴だ。好調な企業業績を背景に「大企業だけでなく中小企業や地方都市にも、オフィス環境を充実させようとする波が押し寄せている」(岡村製作所の中村雅行社長)という。その背景には「働き方改革」があるようだ。

 岡村製作所はオフィスワーカー1000人を対象にアンケートした。それによると効率性・創造性を高め自分らしく働くには「リラックスしながら仕事ができること」「雰囲気や居心地がよい」「一人でこもって集中できること」を重視する傾向が強かった。

 これを踏まえてイノベーションやダイバーシティー(多様性)など、働き方改革に関する10のキーワードを掲げて製品を提案した。来年1月に発売するのが「Lives(ライブス)」シリーズ。快適に作業でき、配線機能も充実したユニットソファや、アイランドキッチンのように双方からアクセスしやすいカウンターなど、8つのアイテムで構成されており、組み合わせによってさまざまなスタイルのオフィスを構築する。

 スノーピークビジネスソリューションズ(名古屋市東区)と提携し「SnowPeak(スノーピーク)」のアウトドア用品を導入。キャンプのような雰囲気を醸し出し、自然な交流を促す新しい働き方の提案「オフィスキャンパーズ」を開始した。

画像 内田洋行の共用デスク。高座位姿勢によってオフィスワーカーの視線も変わってくるという

 仕事の内容に応じ最適な場所を使いこなす「アクティブ・コモンズ」を提唱する内田洋行は、その概念を進化させた製品を販売する。「同じ位置でも、視線が変わると見えるものが違う」(大久保昇社長)というように、立ち姿勢や高座位姿勢がオフィスワーカーからの見え方を変え、コミュニケーションの活性化につながるとの考えから、共用デスク「ARCENA(アルセナ)」には高さ1メートルタイプを設定した。

 オフィス家具は白を基調とするが、自然に人が集まってじっくりと思考できる場をつくるため、黒のラインアップを大幅に拡充。「働く人がより目立つような空間を形成できるようにした」(大久保社長)という。

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