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» 2018年01月04日 12時26分 公開

青木ケ原樹海の自殺遺体動画を投稿した米人気YouTuber、謝罪動画を公開 (1/2)

1500万人のフォロワーを持つYouTuberが自殺の名所で遺体を撮影し、大炎上した。

[AP通信]

 自殺の名所として知られる富士山麓の樹海で自殺者の遺体とみられるものを撮影した動画をYouTubeに投稿した件をめぐり、米人気YouTuberのローガン・ポールさんが謝罪文と謝罪動画を公開し、反省の弁を述べている。

 ポールさんが12月31日に投稿した動画には、富士山麓の青木ケ原樹海を友人らと歩く様子が撮影されていた。ポールさんは、この樹海を自殺の場所に選ぶ人たちがいることは知っていたようだが、実際に自殺者の遺体とみられるものが木から吊り下がっているのを発見して驚いている。

photo 騒動を巻き起こしたYouTubeチャンネル(Image via YouTube)

 動画は既にポールさんのYouTubeチャンネルから削除されているが、メディアの報道によれば、削除されるまでに600万回ほど視聴されたという。ポールさんの公認YouTubeチャンネルには1500万人以上が登録している。3日現在、ポールさんのYouTubeチャンネル自体は視聴可能な状態にある。

 この動画はその後大炎上し、ポールさんの動画での態度が「ふざけていて敬意に欠ける」といった批判が相次ぎ、最初に発表した謝罪文についても「不十分」との批判が噴出した。

 その後ポールさんは2日遅くに、YouTubeとTwitterに謝罪動画をアップロード。「許してもらえるとは思わないが、それでも謝罪したい」と神妙な面持ちで反省の意を表し、撮影時の状況について「僕たちはどう反応したらよいものか分からず、気持ちの整理がつかなかった」と説明している。

 さらにポールさんは「インターネットユーザーやこの動画を見た全ての人たち、心の病やうつ病で苦しむ人たちに謝罪したい。そして何より、ご遺体の本人とご家族の皆さんに謝罪したい」と続けている。

 YouTubeは今回の件を受けて声明を発表し、「YouTubeは扇情的で敬意に欠ける暴力的コンテンツの投稿をポリシーで禁じている」と説明。「この動画に映された方のご家族にご同情申し上げます」とコメントしている。

 ポールさんは最初にTwitterに投稿した謝罪文において、「自殺問題への意識を高め、命を救うことにつながればと考えた」と釈明。動画へのクリック数を伸ばす意図はなかったと説明している。

 「インターネットにプラスの影響を生み出せればと考えた。批判の嵐を呼び起こすのではなくだ」と謝罪文には記されている。

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