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» 2018年01月12日 07時26分 公開

「あいつらの会社は何でつぶれない」自虐&本音満載 商店主たちのフリーペーパー人気 (1/3)

滋賀県大津市内の若手事業主や商店主らがつくったフリーペーパーが、ひそかな人気を呼んでいる。商品でなく、経営者の人となりをユーモラスに、ときには自虐的に紹介した一風変わった編集が受けているのだ。

[産経新聞]
産経新聞

 大津市内の若手事業主や商店主らがつくったフリーペーパーが、ひそかな人気を呼んでいる。商品でなく、経営者の人となりをユーモラスに、ときには自虐的に紹介した一風変わった編集が受けているのだ。例えば、「劇的ビフォーアフター ヘビメタ出身リフォーム職人」(工務店)、「三兄弟で一番ブサイク(な自分が美容師に)」(美容院)−といった具合。創刊2年目の平成28年にはフリーペーパー大賞2016(日本地域情報振興協会主催)の「新創刊部門」優秀賞を受賞。取り組みは、高齢化や顧客離れなど苦境にあえぐ地域商店街のユニークな振興策として注目されている。(杉森尚貴)

画像 個性的なフリーペーパーを製作した大津北商工会議所の青年部のメンバーら=大津市
画像 フリーペーパーの製作に向けた打ち合わせなどをする大津北商工会議所の青年部のメンバーら=大津市

あえてフリーペーパー

 企画、製作したのは、大津市北部の商工業者でつくる大津北商工会の青年部。量販店やインターネット通販の拡大により地域商業の地盤沈下が進んだことで、活性化策を模索。その中で思いついたのが、商店を幅広く店を紹介できるフリーペーパーの製作だった。山口雅史部長(39)は「僕らが商売できるのは地元のお客さんのおかげ。距離をもっと縮めようと思った」という。

 一般的に美容院の紹介など女性向けを対象としたものが多いフリーペーパーだが、同世代の30〜40代の男性に狙いを設定。単なる店の広告でなく、読者が店に赴き、事業者を“いじって”会話のきっかけになる情報を盛り込むことにした。

 「一番の狙いは店に足を運んでもらい、店主と直に触れ合ってもらうこと。ネットでの発信が一般的な現代だが、情報を一方通行にしたくなかった」と山口さんは話す。

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