ITmedia NEWS > 社会とIT >
ニュース
» 2018年01月16日 07時20分 公開

「自撮り」の悲劇 中国・超高層ビル転落死の波紋 (1/3)

自撮りをめぐる問題が世界各地で起きている。中国では超高層ビルから転落死した男性が、自撮り動画で病気の母の治療費を稼ごうとしていたと報じられた。インドでは、野生ゾウに押しつぶされる事件が頻発している。

[産経新聞]
産経新聞

 自撮りをめぐる問題が世界各地で起きている。中国では超高層ビルから転落死した男性が、自撮り動画で病気の母の治療費を稼ごうとしていたと報じられた。イラクではミス・ユニバースの代表がイスラエル代表と撮った写真で脅迫を受け、家族が国外に逃げる憂き目にあった。インドでは、野生ゾウに押しつぶされる事件が頻発している。

62階建てビルの縁で懸垂

 中国紙チャイナ・デーリーなどによると、湖南省長沙市の62階建てビルで昨年11月8日、屋上の縁に手を掛けて懸垂するパフォーマンスをしていた呉永寧さん(26)が手を滑らせて落下し、死亡した。

 呉さんは超高層ビルやタワーで危険な離れ業を行う「ルーフトッパー」として知られていた。命綱なしでの逆立ちや回転などを撮影して投稿し、ソーシャルメディアで130万以上のフォロワーを得ていた。

 呉さんの動画投稿がストップしたため、フォロワーの間で事故の発生を懸念する声が出ていたところ、呉さんの恋人が約1カ月後、SNSに死去を書き込んだことで明らかになった。

       1|2|3 次のページへ

copyright (c) 2018 Sankei Digital All rights reserved.