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» 2018年01月17日 08時56分 公開

残業社員の帰宅促すドローン 「蛍の光♪」と「ブーン音」で (1/3)

「ブーン」。ドローンのモーターとプロペラの音が響き渡るオフィス。ドローンからは「蛍の光」が流れ、社員たちは仕事の手を止めて次々と帰宅の途につく――NTT東日本などがこんなドローンサービスを発表した。

[産経新聞]
産経新聞

 ブーン。小型無人機「ドローン」のモーターとプロペラの音が響き渡るオフィス。飛び回るドローンからは「蛍の光」が流れ、社員たちは仕事の手を止めて次々と帰宅の途につく−。NTT東日本などは平成29年12月7日、こんな使い方を想定した屋内飛行ドローンのサービスを発表した。社員健康管理サービス「Tフレンド」といい、これまでは人間による声かけなどに頼っていた残業抑制を機械に委ねるサービスだ。ドローンが屋内を飛び回る様子にインターネット上では牧羊犬に例える意見も出ているが、「働き方改革」を目指す企業からはすでに熱い視線が注がれている。

画像 大勢の報道陣が見守る中、「Tフレンド」のドローンは屋内での自律飛行を成功させた(大成提供)
画像 アプリで設定した飛行ルートなどにもとづき、「蛍の光」を流しながらドローンが屋内を飛行した=平成29年12月7日、東京都千代田区
画像 「Tフレンド」のドローンは専用の発着場所から自動で離着陸する=平成29年12月7日、東京都千代田区

 「残業に悩み、困っている企業の働き方改革に向けて、残業抑制に対するツールを探している企業にこのサービスを提供していきたい」

 同日、NTT東やドローンの研究開発を手がけるブルーイノベーションとともに新サービスを発表した、総合ビルメンテナンス、大成(東京都新宿区)の加藤憲博専務はこう胸を張った。

 ドローンは重さ約1.3キロ、幅約45センチ。通常、屋外で飛ばすドローンは衛星利用測位システム(GPS)で位置情報を把握するが、今回はGPSが使えない屋内でも、フロアに設置した発信機とドローンに搭載した受信機が電波を通じて、ドローン自身が自分の位置を把握。姿勢の安定制御もでき、屋内でも安全に飛ぶことができるという。

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