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» 2018年01月19日 07時30分 公開

不思議な光跡「まるで彗星」……イプシロン3号機打ち上げ 霧島連山、雲海と見事なコントラスト (1/2)

小型ロケット「イプシロン」3号機が打ち上げに成功。オレンジ色で一直線に天空へ伸びる3号機の光跡や、彗星のように光が尾を引く不思議な現象が確認された。

[産経新聞]
産経新聞

 小型ロケット「イプシロン」3号機が18日早朝、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、平成25年の1号機から3回連続で打ち上げに成功した。同観測所から北方に約90キロ離れた宮崎県えびの市の上空でも、オレンジ色で一直線に天空へ伸びる3号機の光跡のほか、彗星(すいせい)のように光が尾を引く不思議な現象も確認された。日の出の頃には噴出された煙もくっきりと上空に浮かび、霧島連山や雲海と見事なコントラストを織りなした。

画像 上空にたなびいた「イプシロン」3号機から噴出された煙と、夜光雲。早朝の霧島連山雲海とコントラストを描いた=18日午前6時34分、宮崎県えびの市(恵守乾撮影)
画像 NECの地球観測衛星「アスナロ2」を搭載して打ち上げられた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型ロケット「イプシロン」3号機=18日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所(JAXAテレビから)

 3号機は同日午前6時6分、同観測所から打ち上げられ、同7時ごろ、搭載していた民間の小型地球観測衛星「ASNARO(アスナロ)2」を予定の軌道に投入した。

 えびの市では打ち上げ直後から、オレンジ色の光が天空へまっすぐ伸び、3号機はその後彗星のような光の尾を引きながら飛び立った。約30分後には、朝日を浴び始めた霧島連山や雲海の上空に、噴出された煙がたなびいた。

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