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» 2018年02月02日 07時57分 公開

仮想通貨取引所「本店」に看板も表札もなく……運営実態不透明、金融業の信頼は? (1/2)

仮想通貨取引所は、運営実態に不透明な部分が多い。金融庁に登録する取引所は全国で16社、関西では大阪府内に3社あるが、2社は同庁が開示する本店所在地に本社・本店の機能があるとは言いがたい状況だ。

[産経新聞]
産経新聞

 コインチェックの巨額流出で問題化している仮想通貨取引所は、運営実態に不透明な部分が多い。金融庁に登録する取引所は全国で16社、関西では大阪府内に3社あるが、2社は同庁が開示する本店所在地に本社・本店の機能があるとは言いがたい状況だ。

所在地はシェアスペース

 国内取引所大手の一角を占めるテックビューロは、所在地が大阪市西区西本町となっている。ただ、その場所は複数社で共同利用する賃貸のシェアスペースで、運営業者のウェブサイトによると各室の面積は5・5〜33平方メートル。現地にテックビューロ社の看板や表札はなく、受け付けの女性は「看板は出さないように指示されている」と話す。

画像 仮想通貨取引所大手「テックビューロ」が所在地とするビル。しかし本店の場所は賃貸のシェアスペースだ =大阪市西区

 フィスコ仮想通貨取引所は登記上の本店を大阪府岸和田市に置き、金融庁は近畿財務局の所管としている。ただ、運営は東京都港区のオフィスで行っており、連絡先の電話番号も東京の局番だ。

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