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» 2018年02月19日 08時02分 公開

ティラノサウルスに羽毛あった? 前脚は何のため? 大型の仲間、日本にも 議論白熱 (1/3)

史上最強の大型肉食恐竜ティラノサウルス。その姿や暮らしぶりは今も謎が多い。特に注目されるのは羽毛があったかどうかで、近年の新たな発見で議論が白熱している。

[産経新聞]
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 史上最強の大型肉食恐竜ティラノサウルス。博物館や映画などで不動の人気を誇るが、その姿や暮らしぶりは今も謎が多い。特に注目されるのは羽毛があったかどうかで、近年の新たな発見で議論が白熱している。(草下健夫)

画像 ティラノサウルスのロボット。背中に羽毛が生えている=茨城県坂東市の茨城県自然博物館(草下健夫撮影)

揺らぐ定説

 体を激しく揺らしてほえ、別の恐竜を威嚇する−。茨城県自然博物館に昨年3月、迫力あるティラノサウルスの親子のロボットが登場した。注目を集めたのは体についている羽毛。世界の博物館に先駆けた試みだ。

 ティラノサウルスは、ワニのように体をうろこで覆っていたというのが定説だった。だが中国にいた小型の仲間が羽毛を持つことが2004年に判明。同様の化石発見が相次ぎ、多くの研究者は「小型の仲間は体温を保ちにくく、保温のため羽毛を必要とした」と考えるようになった。

 ところが12年に大型の仲間でも羽毛が見つかり、主役のティラノサウルスにも羽毛があったとの推測が強まった。ただ、根拠となる化石は見つかっておらず、羽毛は本当にあったのか、あったとすれば全身を覆っていたのかをめぐり大論争になっている。

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