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» 2018年02月23日 08時46分 公開

携帯3社がSMS仕様統一 LINEなどに対抗 他社間でも長文・動画送信

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手携帯電話3社が、他社間のSMS送受信の際、長文や動画が送れるように調整している。4月にも発表し、夏までにサービスを拡充させる見通し。

[SankeiBiz]

 NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの大手携帯電話3社が、他社間のショートメッセージサービス(SMS)の送受信の際、長文や動画が送れるように調整していることが22日、分かった。4月にも発表し、夏までにサービスを拡充させる見通し。

 利用者が増加するLINE(ライン)など無料通信アプリに対抗し、各社が自社サービスへ誘導することで収益性を高めたい考えだ。

 SMSは電話番号を使って文字をやりとりするサービス。現在、他社間では送信できる文字数が全角70文字と制限されている。加えて機種によっては絵文字が文字化けするなどの使いづらさがあった。これを長文が送れるように改善する。

 また、これまでは同じ携帯会社間であっても、SMSを通すと写真や動画の送受信ができなかったが、統一の規格に対応させることで動画までやりとりできるようにする。

 LINEは、音楽配信や電子商取引(EC)、決済サービスなどメッセージ以外の機能も充実させてきた。

 大手携帯会社は、こうしたLINEの台頭で顧客接点が奪われ、自社の有料サービスで主導権を握れなくなるとの危機感が背景にあるとみられ、使い勝手を向上させる。

 将来的には日本だけでなく、世界各国の通信会社とも同様にやりとりできるようになる見通しだ。

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