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» 2018年02月28日 07時32分 公開

メルカリ初参入の自転車シェア「メルチャリ」はココが違う (1/3)

メルカリが27日、自転車シェアリングサービスに参入した。キーワードは「共同運用型」。ネット上で築いた「個人が参加して一緒につくっていく」という世界観を、リアルの世界でも実現できるのだろうか。

[産経新聞]
産経新聞

 スマートフォンのフリーマーケットアプリで個人間の取引を広く浸透させたメルカリが2月27日、自転車シェアリングサービスに参入した。キーワードは「共同運用型」。自転車シェア事業は自転車の管理・補修が運営者の大きな負担となるが、その一部を利用者に担ってもらうユニークな仕組みを取り入れ、収益性を高めたい考えだ。インターネット上で築いた「個人が参加して一緒につくっていく」という世界観を、リアルの世界でも実現できるのだろうか。

画像 メルチャリの使い方
画像 メルチャリで使用する自動車は、日本製でタイヤサイズ20インチ、3段変速

 新サービスの名称はメルカリとチャリ(自転車)をかけた「メルチャリ」。まずは、高低差の小さい福岡市内でサービスを始め、他地域での展開も検討する。

 メルチャリの自転車は他の自転車シェアサービスと同様、衛星利用測位システム(GPS)を搭載。利用者はメルチャリアプリで近くの自転車を探し、自転車に貼られている2次元バーコード「QRコード」を読み取って解錠すればそのまま乗ることができる。利用が終われば、専用駐輪場(ポート)に返却して施錠する。利用料金は1分間で4円。

 メルチャリがユニークなのは、運用の一部を利用者に担ってもらう点だろう。ポートに返却されなかった放置自転車を別の利用者がポートに戻したり、自転車の故障箇所の写真を撮ってアプリを通じて報告したりすれば、運営を“お手伝い”したとして、マイルが付与される。このほか、タイヤに空気を入れることもお手伝いに認定される見通しだ。

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