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» 2018年03月01日 07時49分 公開

パナ、CESで家電展示“ゼロ”も……見せた「未来」に息づく技術 (1/2)

パナソニックが家電中心の事業構造から脱却を図っている。CESでは家電の展示を無くし、リビングのようなコンセプトカーや運転システムのほか、流通、物流でのオートメーションシステムを披露。家電の技術も生かされている。

[産経新聞]
産経新聞

 パナソニックが家電中心の事業構造から脱却を図っている。今年1月上旬に米ラスベガスで開催された米家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」では家電の展示を無くし、リビングのような快適な空間を実現したコンセプトカーや運転システムのほか、流通、物流でのオートメーションシステムを披露。企業向けのBtoB事業の製品がならび、パナソニックの変化を印象づけたが、これまで同社の業績を牽引(けんいん)した家電の技術も生かされている。(中山玲子)

リビングのような車

 「車の中でも家のリビングに居るような感覚です。天井などには、好きな映像を映すことができます」

画像 パナソニックがCESで披露したコンセプトカー=1月9日、米ラスベガス
画像 パナソニックがCESで披露したコンセプトカー。窓ガラスや天井に好きな映像を映し出せる=1月9日、米ラスベガス
画像 パナソニックがCESで披露したコンセプトカー。窓ガラス好きな映像を映し出せるほか、字も書くことができる=1月9日、米ラスベガス

 1月9日、米ラスベガスで開催されたCESで披露されたパナソニックのコンセプトカー。記者らが後部座席に座ると、運転席に座った担当者がシートを180度回転、前方座席と後部座席が向かい合う形となり、自宅のソファのようだ。内側の窓ガラスや天井には、海の中で魚が泳ぐ映像が映し出され、車内で流された高音質の音楽と相まって、ぜいたくな空間が演出されていた。

 コンセプトカーは2030年以降の完全自動化を想定して製作。車内に用いられた音響や映像の機器は、同社が創業以来長年にわたって手がけてきた家電の技術が反映されている。家の中で提供してきた技術を、今度は車の中でも使ってもらう戦略だ。

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