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» 2018年03月02日 07時08分 公開

赤ちゃんだけのものではない 大人の「粉ミルク」って何だ!? (1/3)

大人向けの「粉ミルク」が注目されている。赤ちゃんが飲むものと認識されてきた粉ミルクだが、各社が成人、とくにシニア向けに商品開発している。

[産経新聞]
産経新聞

 大人向けの「粉ミルク」が注目されている。一般的には赤ちゃんが飲むものと認識されてきた粉ミルクだが、各社が成人、とくにシニア向けに商品開発。単なる健康増進にとどまらず、アクティブシニアの増加に伴い、スポーツや美容に関心のある人をターゲットに栄養成分を配合したものもある。

画像 雪印ビーンスタークの「プラチナミルク」。右から「forバランス」「forパワー」「forビューティ」=2月9日、東京・四谷の同社本社(松田麻希撮影)

「足腰が弱いので……」

 ベビーフードなど子供向け用品を手がける雪印ビーンスターク(東京都新宿区)は昨年9月、大人向け粉ミルク「プラチナミルク」を発売した。同社は2002年の創業だが、前身の雪印乳業(現雪印メグミルク)時代を含めると、60年以上の母乳研究と粉ミルク製造・販売の歴史を持つ。

 これまで培ってきた加工技術を生かし、大人に必要な成分を配合した粉ミルクを開発。とくにシニアをターゲットとし、食事からの摂取では不足しがちなビタミンやミネラルを補った。

 開発を始めた背景には、乳児用粉ミルクを健康のために飲みたいと考えるシニア層の存在があった。同社には「足腰が弱くなる予防のために、(粉ミルクを)飲んでもいいのか?」などと、大人による乳児用粉ミルクの利用に関する問い合わせが続いていた。同社が調査してみると、とくに50〜60代の女性で実際に利用している人が一定数いることが明らかになった。

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