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» 2018年03月13日 07時16分 公開

1億円ビットコイン強盗未遂 “お粗末”犯行の一部始終 (1/3)

1億円分のビットコイン強奪未遂事件が起きた。少年4人が仮想通貨取引関連会社の男性社長を取り囲み、「早くコイン送れ!」などと脅迫。その手口はあまりにも“お粗末”と呼べるものだった。

[産経新聞]
産経新聞

 投機熱が高まっているビットコイン(BTC)をめぐり、1億円分の強奪未遂事件が起きた。昨年11月、東京都内で少年4人が仮想通貨取引関連会社の男性社長(27)を取り囲み、「早くコイン送れ!」などと脅迫する異様な事件が発生。この事件で警視庁は今年3月までに、BTCを指定したアドレスに送金させて奪おうとしたとして、清掃会社社長の男や少年ら計6人を強盗未遂容疑で逮捕した。巨額のBTCを奪い取ろうと画策した男らの犯行だったが、その手口はあまりにも“お粗末”と呼べるものだった。

画像 押収された、メモ帳などで作った偽の札束=3月6日午前、警視庁赤坂署

風呂場の扉開けたら……

 犯行現場となったのは東京都港区のホテルの一室。昨年11月、被害に遭った男性社長は、BTC取引の仲介役の男性と運転手の男性とともにホテルを訪れた。男性社長は、運転手の男性をロビーに待機させた上で、仲介役の男性とともに2人で部屋へと向かった。

 まず、仲介役の男性が部屋に入る。相手方は「1人で部屋に行く」と約束していた。実際に部屋にいたのは若い男1人だけだった。しかし、高額の現金取引だったため、男性らは用心深くなっていた。「念のため室内を確認する」と男に伝え、バスルームの扉を開けると、そこには少年2人が隠れていた。

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