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» 2018年04月12日 08時17分 公開

ペンライト「キンブレ」にそっくり? 製造メーカーが提訴 コンサートの“定番商品”混同に危機感 (1/3)

類似品や模造品によるさまざまな問題が国内でも出ている。コンサートでファンらが使うペンライトの定番「キングブレード」も、類似品をめぐって裁判に。被告側は「似てない」と真っ向から争う姿勢だ。

[産経新聞]
産経新聞

 類似品や模造品をめぐるトラブルといえば、中国製や東南アジア製などの類似品被害が目立つが、最近は国内でもさまざまな問題が出ている。そんな実情を象徴するような訴訟が東京地裁に起こされた。国産の類似品により意匠権などが侵害されたと訴えるのは、コンサートでファンらが使うペンライトの定番とされる、「キングブレード」だ。

類似品?

 3月16日付で提訴したのは、キングブレードを製造する「ルイファン・ジャパン」(東京都港区)。製造通販会社「HAPPYJOINT」(名古屋市)を相手取り、類似品の販売差し止めなどを求めた。

 キングブレードシリーズは、コンサートでペンライトを愛用するアイドルファンや声優ファンらに「キンブレ」の通称で知られている。ルイファン・ジャパンは販売差し止めを求める仮処分も東京地裁に申し立てた。

 訴状などによると、キンブレは従来のペンライトより明るく、長時間発光が可能だ。激しく振ったり踊ったりしても押し間違えないよう、点灯したり発色を変えたりするボタンが底面部分にある。

 一方、HAPPYJOINTは「カラフルファンタスティック」の名称でペンライトを販売している。ルイファン・ジャパン側は、形状や大きさがほぼ同じだが、キンブレよりも明るさや強度が劣ると主張。キンブレはデザインの一部を意匠登録しており、「被告商品の販売は意匠権の侵害や不正競争に当たる」としている。

 HAPPYJOINTは「弁護士と対応を検討中」としている。

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