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» 2018年04月13日 06時36分 公開

「霞が関ビル」竣工50年 日本初の超高層ビル、今も“進化中” (1/3)

日本初の超高層ビルとして三井不動産が開発を手がけた「霞が関ビルディング」が竣工から50年を迎えた。1960年代、オフィスとともに商業テナントを誘致する試みなどは再開発のスタンダードに。その後も先進機能を取り入れ続け、半世紀を経た今も色あせない存在感を放つ。

[SankeiBiz]

複合・緑地化の再開発モデル

 日本初の超高層ビルとして三井不動産が開発を手がけた「霞が関ビルディング」(東京都千代田区)が12日、竣工(しゅんこう)から50年を迎える。建築技術や法制度が変革期を迎えた1960年代、オフィスとともに商業テナントを誘致する複合化や敷地に緑地空間を整備した試みは再開発のスタンダードとなった。その後も先進機能を取り入れ続け、半世紀を経た今も色あせない存在感を放つ。

 「東京タワー以外にはない圧倒的な高さ。九州の田舎から出て、最先端のビルで仕事ができることがうれしかった」。ANAホールディングスの伊東信一郎会長は、開業年からオフィスを構えた全日本空輸に入社した当時の高揚感を振り返る。

画像 12日で竣工50周年を迎える霞が関ビルディング(中央)=9日、東京・霞が関
画像 竣工当時の東京・霞が関周辺。霞が関ビルディングは日本初の超高層ビルとして突出した高さを誇った(三井不動産提供)

建築基準法の改正

 霞が関ビルは1968年に竣工。地上36階建て、高さ約147メートルのビルの建設工事費約163億円は、現在価格にして約554億円の巨大プロジェクトだった。東京は当時、産業と人口の過密で空間や緑地不足が問題視されたが、63年に建築基準法が改正。ビルを高層化して敷地内に緑地空間を生み出す開発事業が可能になり、日本初の超高層ビルが産声を上げた。

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