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» 2018年04月17日 07時00分 公開

世界も悼んだ 高畑勲監督の死去を海外メディアはどう報じたか (1/3)

日本を代表するアニメーション監督の1人、高畑勲さんが亡くなった。日本アニメの素晴らしさを積極的に世界へ情報発信してきた大物の訃報は、海外メディアもこぞって取り上げ、踏み込んだ情報も続々と伝えた。

[産経新聞]
産経新聞

 日本を代表するアニメーション監督の1人、高畑勲(たかはた・いさお)さんが4月5日、82歳で亡くなった。日本アニメの素晴らしさを積極的に世界へ情報発信してきた大物の訃報は、海外メディアもこぞって取り上げ、日本顔負けの踏み込んだ情報も続々と伝えた。

画像 82歳で亡くなった高畑勲監督

米国 宮崎監督との微妙な人間関係

 米紙「ニューヨーク・タイムズ」(電子版)は、高畑監督の存在感が宮崎駿監督(77)の陰に隠れてしまい、国際的な知名度は決して高くない事情に触れた。

 米紙「ロサンゼルス・タイムズ」の記事を引用し、多くのスタジオジブリ作品を米国で配給してきたGKIDS社のデイブ・ジェステッド社長の声を取り上げ、「スタジオジブリを大好きな音楽バンドに例えれば、高畑は熱烈なファンならば誰もが知っている、知る人ぞ知る曲なのだ」と高畑監督を位置づけた。

 では、宮崎監督と高畑監督の知名度の差はどこから生まれたのか。「ニューヨーク・タイムズ」は「高畑監督の“出力”と関係している」とし、「宮崎監督に比べて作品数が圧倒的に少ない。その背景には、納得いくまで仕事を続ける、たゆみのない職業倫理がある」と推し量った。

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