2018年4月11日-14日にかけて香港AsiaWorld-Expoにて開催された「Global Sources Consumer Electronics 2018」に行ってきた。
2018年4月13日-16日にかけて「HKTDC Hong Kong Electronics Fair 2018 (Spring Edition)」も開催されているが、こちらはエージェント出展が多く、特に新しい展示は見当たらなかった。
OEM製造メーカーとして10年以上の実績があるPurplelecが、オリジナルブランドとして「Purplelec」を始め、製品展示を行っていた。
Thunderbolt 3接続に対応したマルチドック「Thunderbolt 3 Type-C Universal Docking Station with Wireless Charging」は、USB 3.0 x5、HDMI、SDカード、microSDカード、Giga Ethernetポート、オディオ出力/入力ポートを装備している。
加えて本体の上部にQiワイヤレス充電器が装備されている。
Apple 7.5Wワイヤレス充電に対応し、Apple Watchへの充電にも対応したマルチワイヤレス充電器も参考展示していた。
これまでの5W/10W/15W充電と混合せず、専用部品で作られているのが特徴だという。
Soundmaster Technologyが、Lightning接続ヘッドフォンアンプ「SoundMaster Link」を展示していた。
Lightning接続ながら24bit/192kHz出力が可能で、Lightning接続ケーブルを接続してiPhoneを充電できるそうだ。
Dongguan Shangge Electronicが、マグネット接続式ケーブルを複数展示していた。
Lightningコネクタ、Micro USBコネクタなどをマグネット接続式にすることで、1つのケーブルで複数のコネクタ接続を可能にする。
各規格認証取得は難しいかもしれないが汎用性は高まりそうだ。
DREAMGRIPが、スマートフォンマウンターに車輪を合体させた「DREAMGRIP Still & Motion」などを展示していた。
これに杖のような棒を追加することで、犬や猫を散歩させるような要領で撮影を行うことが出来るそうだ。
Qiワイヤレス充電器は、新しい「Qi Version 1.2.4」規格に加え、トランスミッター「MP-A11」の入手が困難な状況となり、多くのエージェントメーカーが、旧タイプ製品を投げ売りする状況が多く見られた。
新しいチップを搭載した製品は4月から製造開始されてはいるが、それらが一般市場に出てくるまでには、まだ時間がかかりそうだ。
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