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» 2018年04月19日 07時23分 公開

洋楽ロック誌「ミュージック・ライフ」がネットで“復刊” (1/3)

洋楽ロックの専門誌「ミュージック・ライフ」が、20年ぶりにWebで“復刊”。「往年のファンのためのロックのアミューズメントパークを目指す」と森田敏文編集長(60)も意気込んでいる。

[産経新聞]
産経新聞

 洋楽ロックの専門誌「ミュージック・ライフ」が、20年ぶりに“復刊”した。といってもインターネットの情報サイトに装いを変えてだが、40代以上の洋楽ロックファンなら誌名を聞いただけでワクワクしてしまうのではないか。森田敏文編集長(60)も、「往年のファンのためのロックのアミューズメントパークを目指す」と意気込んでいる。

画像 新たに開設されたサイト「ミュージックライフ・クラブ」は、洋楽ロック黄金期のミュージシャンたちの今を伝える

一度は役割を終えた

 「ミュージック・ライフ」は、昭和12年に新興音楽出版(現シンコーミュージック・エンタテイメント)が創刊。戦時中は休刊したが、21年に復刊。時代の流行とともにジャズやラテン音楽からロックへと掲載内容は変わった。

 同誌記者で後に編集長になる星加(ほしか)ルミ子さん(77)が1965(昭和40)年、日本人で初めてかつ唯一ビートルズの独占取材に成功。ビートルズの写真を使った表紙が店頭で切り取られる“事件”が相次ぎ、同誌の注目度は一気にアップした。

画像 1965年8月号の「ミュージック・ライフ」誌の表紙。現在は音楽評論家の星加ルミ子さんが記者として日本人で初めてビートルズのインタビューに成功した
画像 1974年12月号の「ミュージック・ライフ」誌。英国のクイーンをいち早く紹介したのも同誌だった
画像 1982年6月号の「ミュージック・ライフ」誌の表紙。デュラン・デュランら「ニューロマンティック」と呼ばれた派手な外見のバンドが台頭して「ミュージック・ライフ」の発行部数は伸びた

 70(昭和45)年にビートルズが解散した後は、英国出身の4人組クイーンをいち早く紹介。このロックバンドの世界的人気に日本から火がつく“導火線役”を果たした。

 カルチャー・クラブやデュラン・デュランなど英国発の華やかな外見のバンドが日本でも人気を博した昭和57年から60年にかけては、発行部数20万部以上を誇ったが、平成10年に「聴き手の好みが細分化し、総合的な音楽雑誌は役割を終えた」(森田編集長)として休刊した。

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