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» 2018年04月20日 07時14分 公開

入社式になぜ芸能人を呼ぶのか? 慣例化のテレビ局 今年はネット放送局も (1/3)

テレビ局や大手企業の入社式に今年もさまざまな芸能人が登壇し、そのことがニュースにもなった。この春は初めてネット放送局の入社式に芸能人が姿を見せた。これは、何を意味するのだろうか……。

[産経新聞]
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 テレビ局や大手企業の入社式に今年もさまざまな芸能人が登壇し、そのことがニュースにもなった。テレビ局では慣例化し、視聴者には食傷気味の感も。その一方で、この春は初めてネット放送局の入社式に芸能人が姿を見せた。これは、何を意味するのだろうか……。

画像 入社式に芸能人が登場した主な企業、テレビ局

芸能人登場はステータス

 237人の新入社員から黄色い歓声があがった。服飾雑貨大手のサマンサタバサジャパンリミテッド(東京都港区)の入社式に、俳優の新田真剣佑(まっけんゆう)さん(21)がサプライズ登場し、頬を紅潮させた新入社員らにあいさつしたのだ。

 新田さんは同社のCMキャラクターを務めており、広報担当者は「新入社員に喜んでもらうため、入社式には10年以上前から、その時々でご縁のある芸能人をお呼びしている」と明かす。

 芸能人を入社式に呼ぶことは、企業にとってステータスのひとつになっている。上智大学の碓井広義教授(メディア文化論)は、「会社の内部イベントに人気芸能人が登壇することで報道陣を集め、大手企業らしさを演出できる」と指摘。さらに「芸能人を呼ぶことができる会社に対し、新入社員の胸に『すごいぜ、うち』という社員としてのプライドが生まれる効果がある」と話す。

 碓井教授によると、その効果を最大限に利用し続けているのが、芸能界と密接な関係があるテレビ局だという。

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