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» 2018年05月15日 06時36分 公開

多忙、重圧……追い詰められるアーティストたち 華やかな米音楽業界の影 (1/3)

米人気歌手のマライア・キャリーさんが双極性障害を告白。人気DJで音楽プロデューサー、アヴィーチーさんは死去し、自殺との見方も出ている。人知れずストレスや孤独を抱えるスターたちの姿とは……。

[産経新聞]
産経新聞

 華やかに見える音楽業界の影の部分が垣間見えるニュースが続いた。米人気歌手のマライア・キャリーさんによる双極性障害=躁鬱(そううつ)病=の告白と、人気DJで音楽プロデューサー、アヴィーチーさん(28)=本名・ティム・バークリング=の死だ。ともに創作活動に追われ続けたことが背景にあるようだが、アヴィーチーさんは自殺との見方も出ている。人知れずストレスや孤独を抱えるスターたちの姿とは……。

(ロサンゼルス 住井亨介)

「信じたくなかった」

 米芸能誌「ピープル」とのインタビューで、「最近まで否定と孤独の中で過ごしてきて、常に誰かに暴露されるのでないかと恐れていた」「あまりに重荷で、これ以上1人で抱え込むことができなかった」と語ったマライアさん。

 2001年に診断された際には「信じたくなかった」といい、最近になって薬物治療を受け始めたという。

 双極性障害は鬱病と躁病が交互に現れたりする気分障害の一つ。マライアさんは「長い間、睡眠障害があった」「働き続けた結果、怒りっぽくなり、人々を幻滅させるのではないかとびくびくしていた」と吐露したが、治療を始めてからは順調のようで、「ひどく疲れたりけだるくなったりすることもなくなった」としている。

 この告白はファンから温かく迎えられ、マライアさんは「仕事に懸命に打ち込んでるわ。(ファンの)みなさんの圧倒的な支持に勇気づけられている」とツイッターに書き込み、前向きな姿勢をアピールするまでになっている。

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