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» 2018年05月18日 07時02分 公開

北海道・十勝でベンチャー企業の誕生が相次ぐワケ (1/3)

北海道・十勝で、ベンチャー企業が相次ぎ誕生している。起業家らは高い生産力を持つ農畜産業や豊かな自然環境といった地域資源に着目。ユニークなアイデアの新事業が続々と生まれている。

[産経新聞]
産経新聞

 開拓者精神が根付く北海道。移民により地域発展に取り組んできた十勝で、ベンチャー企業が相次ぎ誕生している。起業家らは高い生産力を持つ農畜産業や豊かな自然環境といった地域資源に着目。十勝の絶景と移動型宿泊施設を組み合わせるなどユニークなアイデアの新事業が続々と生まれている。キーワードは“掛け算”。起業精神あふれる十勝の若者たちは、斬新なビジネスモデルを創り上げた全国の経営者のノウハウを学び、「稼ぐ力」を身につけようとしている。

画像 KOYA.labの「タイニーハウス」。ロフトには天窓があり、星空を眺められる=平成29年4月、北海道本別町
画像 KOYA.labのタイニーハウス=北海道本別町

 眺望が素晴らしい丘や馬とふれあえる牧場など4カ所のうち好みの場所を選び、車で「タイニーハウス(小さな家=トレーラーハウス)」を牽引(けんいん)して設置する。

 こんなオリジナリティーあふれる宿泊プランを用意したのが平成29年1月設立のKOYA.lab(北海道本別町)だ。創業者は地元で土木建築業を営む4代目の岡崎慶太氏。「北海道の田舎を満喫してもらいたいが、地元にホテルはない。リゾートホテルは無理なので一風変わったホテルを建てることにした」

 同年6月に利用した男性は「トレーラーハウスと聞いていたので(豪華さに)びっくり。水洗トイレやシャワー、ロフト(屋根裏部屋)などが付いているすてきすぎる家。快適空間に癒やされる」とのコメントを残した。

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