ITmedia NEWS > 科学・テクノロジー >
ニュース
» 2018年05月21日 06時42分 公開

2040年、ARでよみがえった亡き夫と食事? 総務省の若手官僚が描いた未来小説の中身 (1/3)

総務省では若手官僚らが未来予測に取り組み、行政文書としては異例の小説としてまとめた。そこで示されたのは、想像以上に激変した日本社会の姿だ。

[産経新聞]
産経新聞

 人工知能(AI)や無人機ドローンをはじめ、新たなテクノロジーが次々と世に出る現代社会。20年ほど前にはインターネットや携帯電話が珍しかったことを考えると、次の20年でも私たちの暮らしは大きく変化するだろう。日本の情報通信政策を担う総務省では若手官僚らが予測に取り組み、行政文書としては異例の小説としてまとめた。そこで示されたのは、想像以上に激変した日本社会の姿だ。

画像 総務省の若手官僚らが書き上げた未来小説「新時代家族〜分断のはざまをつなぐ新たなキズナ〜」

 小説は「新時代家族〜分断のはざまをつなぐ新たなキズナ〜」と題され、4月に公表された。書き上げたのは20代前半から30代後半にかけての職員ら26人で構成する「未来デザインチーム」。彼らはいずれも、同省の将来を担うことが期待されている。

 小説の舞台は2030〜40年ごろの日本。夫婦と子供2人で暮らす家庭のそれぞれの一日を通し、そのころに普及が予測されるテクノロジーを描いた。

 生活の中心にいるのは、作中で「アイコ」と名付けられたAI搭載の家庭用ロボットだ。子守に始まり料理や掃除、買い物、家計管理といった家事全般、家族それぞれの体調管理などを幅広くこなし、幼子を育てる共働きの夫婦を支える。

       1|2|3 次のページへ

copyright (c) 2018 Sankei Digital All rights reserved.