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» 2018年05月22日 06時50分 公開

「稼げる」アフィリエイト広告、不正も 2000億円市場、背景にスマホ普及 (1/4)

インターネットで目当ての商品を検索するとき、購入者の評価が書かれたブログやランキングサイトを参考にした経験はないだろうか。こうしたサイトの多くは「アフィリエイト」と呼ばれる広告だ。紛らわしい表現で消費者を誤認させる不正も相次ぐ。

[SankeiBiz]

 インターネットで目当ての商品を検索するとき、購入者の評価が書かれたブログやランキングサイトを参考にした経験はないだろうか。こうしたサイトの多くは「アフィリエイト」と呼ばれる広告だ。「手軽に稼げるビジネス」として、サイト作成者(アフィリエイター)は国内に500万人と推計される。一方、紛らわしい表現で消費者を誤認させる不正も相次ぐ。

 アフィリエイトは本来、「提携する」という意味だ。一方でIT用語としては、利用者が商品やサービスの広告記事を経由して購入・契約した場合、企業がアフィリエイターに成功報酬を支払う仕組みを指す。

画像 カフェでアフィリエイトサイトを作る男性=4月11日、埼玉県本庄市【拡大】

 ネット上では利用者がどのサイトを経由したかが記録され、履歴をたどれるため、どのブログやサイトが商品の売り上げに貢献したかを判断できるようになった。広告を出す企業とアフィリエイターの橋渡しをする仲介会社(ASP)の存在もあり、業界として発展。業界団体「日本アフィリエイト協議会」(神奈川県藤沢市)によると、国内のASPは100社近くに上る。

 市場も右肩上がりで、調査会社の「矢野経済研究所」によると2016年度の国内アフィリエイト市場の規模は前年度比17.2%増の約2005億円と推計。5年後は約4058億円まで成長すると見込まれている。背景には、スマートフォンの普及で企業がネットを使った集客に力を入れるようになった点がある。他のネット広告より費用対効果が高いと注目されている。

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