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» 2018年05月25日 07時10分 公開

落合福嗣さん、初の主演声優に 野球経験など「人生に無駄ない」 積み重ねた“努力” (1/4)

声優の落合福嗣さんに、型破りな少年時代のイメージが根強い人もいるだろう。この春からはアニメ「グラゼニ」で初主演を務めている。「人生に無駄なことなんてない」「僕自身は、あの頃と根は変わっていないと思う」。よく通る良い声で語る。

[産経新聞]
産経新聞

 かつてテレビなどで紹介された、型破りな少年時代のイメージが根強い人もいるだろう。平成27年に声優デビューを果たし、この春からは放送中のアニメ「グラゼニ」(BSスカパー!)で初主演を務めている。「人生に無駄なことなんてない」「僕自身は、あの頃と根は変わっていないと思う」。よく通る良い声で語る声優の落合福嗣(おちあい・ふくし)さん(30)に、作品の魅力や声優になるまでの経緯、これらの言葉の真意を尋ねた。

画像 落合福嗣が声優を務めるアニメ「グラゼニ」の主人公、凡田夏之介(C)・森高夕次・アダチケイジ/スカパー!・講談社
画像 落合福嗣が声優を務めるアニメ「グラゼニ」の主人公、凡田夏之介(C)・森高夕次・アダチケイジ/スカパー!・講談社

運命的なものを感じる

 落合さん演じる「グラゼニ」の主人公は、26歳のプロ野球選手、凡田夏之介(ぼんだ・なつのすけ)。「30歳を過ぎたらあと何年できるか分からない」「引退してコーチや解説者になれるのは一握り」……。厳しいプロ野球界で生き残るため、中継ぎ投手の夏之介ら選手たちが日々もがき、奮闘する姿が描かれる。

 「野球が題材の作品では珍しく、『お金』をテーマにした作品。絵柄はポップですが、話は意外とシビアです。今までこういう毛色の作品はなかったと思いますし、選手の葛藤や駆け引きなど、人間ドラマがリアルに描かれている点がすごいんです!」

 「グラゼニ」が他のアニメと異なるのは、主人公・夏之介のモノローグ(一人語り)が非常に多い点にある。声優としての技量が求められる役柄だ。

 「夏之介が相手に言うセリフ、自分自身に問いかけるセリフ、視聴者に向けて解説するセリフ−の3つを、マシンガンのように連続して話す。こんな作品はなかなかないですし、やりがいがありますよ。夏之介に対しては、運命的なものも感じています」

ターミネーターに衝撃

 父はプロ野球で3度三冠王を獲得した落合博満さん(64)。「演技」に興味を持ったのは、幼稚園児の頃だという。

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