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» 2018年05月25日 07時12分 公開

「ダメOL」が起業して3億円をゲット! 異色のビジネス書が脚光を浴びるわけ (1/3)

書籍『ダメOLの私が起業して1年で3億円手に入れた方法』が話題だ。著者は新卒でDeNAに入社し、失敗により「新卒初の減給処分」を受けたという女性。その後起業し……。

[SankeiBiz]

 著者の成井五久実(いくみ)さん自身、「賛否両論が起きやすい攻めたタイトルにしました」と苦笑いするが、確かに内容も「目指すキャリアを持った男性と恋をする」「自分より綺麗な女友達を作る」など、エッジがきいている。だが、成井さんは「私のストーリー丸ごとが人にパワーを与えることにつながるのではないか。保身を乗り越えてでも、伝えたい想いがあった」と強調する。

 資産もコネもないOLが度重なる苦難を乗り越え巨万の富を手に入れる−。ドラマのようなサクセスストーリーと侮ってかかると、このビジネス書の真価を見誤るだろう。働き方改革が叫ばれるなか、キャリア探しを模索するミレニアル世代の女性の支持を集め、「女性部下に読ませたい」という男性読者も増えているそうだ。新刊が話題を集める気鋭の女性起業家に話を聞いた。

画像 成井五久実さん【拡大】
画像 成井さんの新刊『ダメOLの私が起業して1年で3億円手に入れた方法』

実家が経営破綻、新卒の大ポカで減給……

 『ダメOLの私が起業して1年で3億円手に入れた方法』(講談社)。4月27日の発売日にいきなりアマゾンで新着17位にランクイン。大手書店の店頭でも、話題の書籍コーナーで本書を手に取る女性の姿が目立つ。

 著者の成井五久実(いくみ)さん自身、「賛否両論が起きやすい攻めたタイトルにしました」と苦笑いするが、確かに内容も「目指すキャリアを持った男性と恋をする」「自分より綺麗な女友達を作る」など、エッジがきいている。だが、成井さんは「私のストーリー丸ごとが人にパワーを与えることにつながるのではないか。保身を乗り越えてでも、伝えたい想いがあった」と強調する。

 実際、まだ若い半生にして波乱万丈だ。1987年に福島県の資産家に生まれた成井さんは何不自由なく育ったが、中学生時代に父親の会社が破綻。一家離散の危機を救ったのは臨床心理士としてカウンセリングルームを経営していた母親だった。人生最初の試練に、「自分も一矢報いたい、と思ったことが起業の原点かもしれない」との言葉には、若い女性らしからぬ覚悟がにじむ。

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