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» 2018年06月05日 07時15分 公開

面接解禁で就活ヤマ場 「2社から内定もらっている」……経団連指針形骸化 (1/2)

主要企業による大学4年生の採用選考活動が1日、解禁され、一斉に面接や試験が行われた。しかし人手不足を受けて企業の採用意欲は強く、民間調査ではすでに大学4年生の4割強が内定を受けているとの結果もある。

[SankeiBiz]

 経団連の指針に基づき、主要企業による大学4年生の採用選考活動が1日、解禁され、一斉に面接や試験が行われた。しかし人手不足を受けて企業の採用意欲は強く、民間調査ではすでに大学4年生の4割強が内定を受けているとの結果もある。企業は人材確保に向け給料・待遇改善などで知恵を絞っており、指針の形骸化も指摘されている。

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 「金融系2社から内定をもらっている。これからが本命」。1日の金融機関の面接に参加した4年の女子学生は自身の就活の現状についてこう話す。

 リクルートキャリアの調査では、平成31年春卒業予定の大学生の就職内定率は5月1日時点で42・7%。水面下の選考による囲い込みが浮き彫りになった。

 解禁前の内定の背景には指針に縛られずに採用を行う外資系企業やIT企業の活動がある。また人手不足が深刻な業界では大手でも焦燥感は強い。流通大手の採用担当者は「すでに事実上の内々定を出した。指針を守って採用数が確保できないとの弁明は通らない」と苦しい胸の内を明かす。

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