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» 2018年06月06日 10時02分 公開

匿名化ソフト「Tor」使い児童ポルノ公開疑い 京都府警が初摘発

「ダークウェブ」内のサイトに児童ポルノ画像を投稿したとして、京都府警は5日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)容疑で、無職の男(59)を逮捕した。「児童ポルノ界で人気者になりたかった」などと容疑を認めているという。

[産経新聞]
産経新聞

 通常のインターネット検索エンジンでは見つからず、通信を匿名化するソフトでのみ接続できる隠されたネット空間「ダークウェブ」内のサイトに、児童ポルノ画像を投稿したとして、京都府警は5日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)容疑で、青森県五所川原市鶴ケ岡、無職、小野貢容疑者(59)を逮捕した。「児童ポルノ界で人気者になりたかった」などと容疑を認めているという。

 府警によると、小野容疑者はアクセス元の場所や端末を特定できないようにする匿名化ソフト「Tor(トーア)」を利用。Torを利用したダークウェブ内のサイト管理者を摘発するのは全国初という。

 小野容疑者は平成29年2月ごろ、ダークウェブにTorを利用した会員制サイト「Lolitter(ロリッター)2」を開設。同サイトには53人が登録し、103枚の児童ポルノ画像が公開されていた。画像をクリックすると、別のサイトから同様の画像(約1万枚)をダウンロードできる仕組みになっていた。

 逮捕容疑は29年3月21日、ロリッター2に裸の女児の画像1枚を投稿し、不特定多数の会員が閲覧できる状態にしたとしている。

 府警は5日、関係先として関東地方に住む会員の男2人の自宅を家宅捜索した。小野容疑者は「他にもサイトを作っている」などと供述していることから、裏付けを進める。

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