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» 2018年06月14日 06時32分 公開

ゲーマーの祭典「eスポーツ」の舞台裏 「観戦」の魅力も (1/2)

ゲーミングPCなどを使い対戦する「eスポーツ」が若者を中心に新たな市場として注目されている。東京だけでなく、関西でも各種大会が開催され、大会の運営会社は引っ張りだこ。そんな急成長の業界の舞台裏を追った。

[産経新聞]
産経新聞

 ゲーミングPC(パソコン)などを使い対戦する「eスポーツ」が若者を中心に新たな市場として注目されている。東京だけでなく、関西でも各種大会が開催され、大会の運営会社は引っ張りだこ。そんな急成長の業界の舞台裏を追った。

異様な熱気 のべ1500人超が会場に

 大阪・難波の「味園ユニバース」は、異様な熱気に包まれていた。ゴールデンウイークに開催されている関西最大級の格闘ゲームの祭典「KVO」で、全国から集まったゲーマーが熱いバトルを展開。3日間の開催でのべ1545人が大会に足を運んだ。主催者の亀井宏之さんは「最初は、ゲームセンターで30人ぐらいから始めた大会なのですが、今では1日500人が参加する大会になりました」と話す。

画像 大阪で行われたeスポーツの大会は盛り上がりを見せていた

 この種の大会は、海外では高額賞金が設定されるなど、広く開催されており、近年は日本でも急速に増えている。一般社団法人日本eスポーツ連合・筧誠一郎文化振興委員会委員長によると、「自治体や企業から『eスポーツの大会を開きたい』とのお問い合わせを毎日いただきます」と話す。同連合は、来年秋の茨城国体でも47都道府県対抗でeスポーツの大会を行うことを発表した。

プロゲーマー、裏方の“争奪戦”が各地で

 eスポーツの興隆は、大会でゲーマーなどの愛好者が楽しむだけでなく、観戦するスポーツとして魅力が高まったことにも影響している。先のKVOの大会運営を協力する運営会社「eスポーツコネクト」の佐加一騎大阪統括は「映像や動画をリアルタイムで配信するライブストリーミングの技術が生まれ、それを利用する方の経験値も上がり、それが見える形で広がっているのが今の流れです」と説明する。

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