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» 2018年06月29日 06時07分 公開

W杯「おっさんジャパン」、応援もおっさん

平均年齢の高さから「おっさんジャパン」などとやゆされた日本代表。実は代表を応援しようとロシアに集結した日本のサポーターも、年齢層の高さが目立つ。

[産経新聞]
産経新聞

 【ボルゴグラード=田中俊之】平均年齢の高さから「おっさんジャパン」などと揶(や)揄(ゆ)された日本代表。実は代表を応援しようとロシアに集結した日本のサポーターも、年齢層の高さが目立つ。

 「中心となっている応援団のメンバーは、長い間変わらず頑張っている」。こう話すのは、1998年のフランス大会以降、ほぼ現地で観戦しているという山口市の斎藤勝さん(59)。仕事をリタイアし、今大会はゆとりを持って日本戦を初戦から観戦しているといい、「若者は来たくても休みが取りにくく経済的にも余裕がないのではないか」と指摘する。

 一般社団法人「中央調査社」が今年4月に実施した意識調査によると、今大会で「会場に試合を観戦に行く」と回答した人は全体の0.3%。だが、年代別だと50代男性が1.3%、60代男性が0.9%と平均を上回った。また、「(テレビで)日本戦は全試合見るつもり」と回答したのも、40代男性30.4%▽50代男性26.0%▽60代男性24.8%。20代と30代の男性はいずれも10%台だった。

 Jリーグではすでにファンの高齢化が表面化。Jリーグが毎年行うスタジアム観戦者調査によると、調査を始めた平成16年に観戦者の平均年齢が34.7歳だったのに対し、28年は41.6歳。昨年はJ1で初めて低下したが、J2を含めた全体では前年比0.1歳上昇の41.7歳だった。

 ただ、日本代表と同様、サポーターも年齢が高くてもやる気は十分。千葉県市川市の岩瀬勇さん(69)は「日本代表が頑張っているので、若者と一緒になって、周りを気にせず大声出して応援したい」と元気いっぱいだ。

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