ITmedia NEWS >
ニュース
» 2018年07月12日 07時38分 公開

備蓄ペットボトルの水、期限切れ飲んでも大丈夫? (1/3)

災害時などに配布される備蓄のペットボトルの水で度々起こる賞味期限切れの問題。水の場合、期限切れで飲んでも大丈夫なのだろうか。廃棄までしなくても、手洗い用など災害時はさまざまな使い道がある。

[産経新聞]
産経新聞

 災害時などに配布される備蓄のペットボトルの水で度々起こる賞味期限切れの問題。配布した側が回収し廃棄する対応が多いが、そもそも「賞味期限」は品質保持の目安で、多少過ぎても安全性には問題がないとされる。水の場合、期限切れで飲んでも大丈夫なのだろうか。廃棄までしなくても、手洗い用など災害時はさまざまな使い道がある。(平沢裕子)

画像 マンションの備蓄用倉庫に保存されたペットボトルの水が入った段ボール=東京都江東区

「賞味」は品質の目安

 多数の死者・安否不明者を出している西日本豪雨では、一部の自治体で飲料水が不足しているとの報告もある。

 先月18日に発生した大阪北部地震では、JR西日本は長時間停車した湖西線の乗客24人に非常用飲料水を配布。約50分後に、客からの指摘で賞味期限が2カ月以上過ぎていることが判明し、駅係員が配布した水を回収、廃棄した。

 また、5月27日に三重県伊賀市で開催したマラソン大会で、参加者に配布した1073本中、65本の賞味期限が最大で72日過ぎていたことが判明、同市は参加者にわび状を出した。市スポーツ振興課は「水の提供企業から『ただちに健康被害の問題はない』とする回答があったが、賞味期限切れの水を配布するのはあってはならないこと。管理を徹底したい」と話す。

 ペットボトルの水に表示されている「賞味期限」は、おいしく食べることができる期限のこと。似た表示に「消費期限」があるが、こちらは安全に食べられる期限だ。

       1|2|3 次のページへ

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.