ITmedia NEWS >
ニュース
» 2018年07月24日 06時47分 公開

「ズル林」? アメダス移設の群馬・館林、最高気温観測地に名前出ず 知名度低下の懸念も (1/2)

例年なら最高気温観測地の“常連”として知られる群馬県館林市だが、今年はその名前があまり聞かれない。6月にアメダスが移設されたことが原因とみられ、地元は、「日本一暑いまち」の看板を降ろすか気をもんでいる。

[産経新聞]
産経新聞

 歴史的な猛暑が続く中、例年なら最高気温観測地の“常連”として知られる群馬県館林市だが、今年はその名前があまり聞かれない。埼玉県熊谷市が41.1度と過去最高気温を観測したこの日、群馬県桐生市が39.9度で全国5位、同高崎市が39.8度と全国7位に。一方、6月に地域気象観測システム(アメダス)が移設された館林は今年、日中の最高気温が一度も全国トップになっておらず、市民からは知名度の低下を懸念する声が上がっている。

 アメダスは以前、館林市中心部の館林消防署敷地内に設置されていた。駐車場やアスファルト舗装の道路と隣接する環境で、インターネット上では「高温になりやすい場所にあるのでは」「ズル林」などと実際の暑さを疑問視する声があった。

 夏本番を前にした6月13日、アメダスは消防署から約2キロ先の県立館林高校の風通しのよいグラウンドの一角に移設。その後は日中の最高気温が一度も全国トップになっていない。

 関心の高さもあって気象庁は7月から3カ月間、新旧アメダスの最高気温をホームページで公表しており、23日は旧観測地点が40.1度まで上昇したのに対して新観測地点は39.4度。新観測地は旧観測地より0.7度低かった。

       1|2 次のページへ

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.