ITmedia NEWS > 科学・テクノロジー >
ニュース
» 2018年07月31日 06時17分 公開

大人が「自由研究」楽しめます 琵琶湖博物館の新施設、もちろん子供の夏休み宿題にも…… (1/3)

昆虫採集や動植物の観察などの「自由研究」を楽しめる国内初の“おとな向け”スペースが7月、滋賀県立琵琶湖博物館内に誕生した。動物や鉱物などの標本があり、研究用の機器が自由に使えるほか、学芸員による標本作りや魚の孵化などの作業・研究も公開されている。

[産経新聞]
産経新聞

 子供のころ、夏休みに夢中になった昆虫採集や動植物の観察。大人がそんな「自由研究」を楽しめる国内初の“おとな向け”スペースが7月、滋賀県立琵琶湖博物館(同県草津市)内に誕生した。施設内には動物や鉱物など千点以上の標本があり、精密なスケッチができる研究用の機器が自由に使えるほか、学芸員による標本作りや魚の孵化(ふか)などの作業・研究も公開されている。「大人の知的好奇心に応えられるスペース」(同館)は、“大人レベル”の自由研究をめざす親子連れの姿もあった。(川瀬充久)

画像 昆虫や鳥、ほ乳類など千点を超える標本が展示されている滋賀県立琵琶湖博物館の「おとなのディスカバリー」

大人も満足

 7月はじめ、館内の1階奥に新設された「おとなのディスカバリー」。内部はブラウンを基調としたシックなデザインで、落ち着いた雰囲気が漂う。

 「おとな」と銘打たれているのは、大人の要求にも応えられるスペースという意味で、実際には年齢制限はなく、利用者は中高生から高齢者までと幅広い。

 入ってみてまず目を引いたのは、あちこちに置かれた鳥やチョウ、植物などの多数の標本だ。

 同館によると、昆虫約700点▽鳥類約40点▽ほ乳類約30点▽魚類約40点▽貝類約130点▽両生類・爬虫(はちゅう)類約50点▽植物約130点▽鉱石など約130点−の計約1250点を展示。このほか、民俗学や考古学、古文書などの資料も置かれている。

標本は室内であれば自由に持ち運びができる。図鑑などの参考図書もそろっており、例えば机の上に置いた標本をさまざまな角度から観察しながら、図鑑で特徴を調べるといった使い方ができる。

       1|2|3 次のページへ

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.